2013.08.15神主ブログ
終戦の日を迎え
久々の更新をする宮司の不破です。
8月15日は終戦の日とされ、終戦より68年を迎えます。
今日の平和な日本があるのも、靖国神社・護国神社に鎮まる御英霊のおかげであります。終戦の日を迎えるに当たり、昨日、津駅前にある三重県護国神社に参拝をしてきました。
私は5年ほど前にパラオへ行き、現地で亡くなった方を鎮める慰霊祭のお手伝いをしてきました。
パラオでオレンジビーチとよばれる、透き通るほど青く美しい海の由来は、その地で命を落とした日本人の血によって染まった海の姿から呼ばれるようになったと現地の方から説明をされました。
それ以来、終戦の日は毎年、特別な気持ちになります。
正午の黙祷の後、天皇陛下は「終戦以来既に68年、国民のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、苦難に満ちた往時をしのぶとき、感慨は今なお尽きることがありません」という言葉を発せられました。
また安倍首相は「いとしい我が子や妻を思い、残していく父、母に幸多かれ、ふるさとの山河よ、緑なせと念じつつ、貴い命をささげられた、あなた方の犠牲の上に、いま、私たちが享受する平和と、繁栄があります。そのことを、片時たりとも忘れません。御霊を悼んで平和を祈り、感謝をささげるに、言葉は無力なれば、いまは来し方を思い、しばし瞑目(めいもく)し、静かに頭(こうべ)を垂れたいと思います。」
御英霊への感謝の気持ちが伝わってきます。
暑くてだるい今日この頃ですが、無事に過ごせる日々に感謝して、毎日がんばります。